久しぶりの更新になります。昔よくやった電車でGO!を初めて購入してみました。Amazonではこちらの商品になりますが、発売後、現在(2018年2月10日)では中古や出品者から定価(約1万6千円)よりも高い金額でしか購入できなくなっているようです。
電車でGOとは
1990年代にアーケードゲームとして登場した電車を運転するゲームで、ゲームセンターでのアーケード筐体だけでなくPC、ゲーム機など様々に展開して、最近もコンピュータグラフィックの進化を反映した最新版がアーケードに登場しているようですが、1プレイが200円~300円であるだけでなく、1区間しかできなかったり、それ以上を求める場合、専用のICカードを買うことを要求されたりと、昔を知っているだけに数回やっただけで、それ以降わざわざゲームセンターまで足を運ぶには至りません。電車でGOの最新の情報を色々と調べているうちに知ったのが、電車でGO! PLUG & PLAYの存在でした。詳細は公式サイトを参照ください。こういうのは、あまり数が出ないためか、予約販売後は新品での入手が困難となる可能性が極めて高いため、予め予約して購入しました。
電車でGO! PLUG & PLAY
あまり公式のサイトに書いていない情報を含めて簡単にレビューをしたいと思います。通常版には電源供給のマイクロUSBケーブルとHDMIケーブルが付属しません。どこかに使えるケーブルが家にあるだろうと思って、通常版を購入。案の定、マイクロUSBケーブルはスマートフォン用のものがそのまま使えます。最近(といってもかれこれ1年近く前ですが)購入したAndroid機がUSB Type-Cのケーブルになり、マイクロUSBのケーブルはいくつも余りがありました。それから、必要な電流は1A(発売前にこの情報を探したけど見付からず…)であり、これも充電器も含めスマートフォン用であれば十分に満たしていると思います。
Amazonのレビューを見ると、随分と酷評が続いております。実際にこれらの酷評での症状の一部は確認されます。画面描画が追い付いていないのではないかと思います。ただ、USBからの電源供給1Aと最低限のHDMIの5V供給(55mA)を使ったとしても、約5Wで動いていることになります。これだけの描画をするんですから、近年のPC用グラフィックボードの消費電力と格闘している身としては(笑)、よく頑張っていると評価してしまいます。専用のカスタムチップを載せれば(載せているかどうか未確認ですが…)、これだけの省電力で頑張れてしまうのか、と。またレビューの突然のシャットダウンは、私は一度も経験しておりません。USBの電源供給が足りないのかな、と推測してしまいます。
個人的な体感といたしましては、やはりスピードが上がると描画が間に合わない場面が多くなるのと、あとは新宿などの描画要素が多い場所では少々画面全体がカクカクした動きを感じますけど、遊べないって程ではありません。私などは電車真っ盛りの子供と一緒の楽しく遊んでおります。こういったゲームはコントローラーが命とも言えると思いますが、コントローラー付きで、他のハードウェアも内包した状態にて16000円であれば、私は相当にいい製品を作っている、と評価いたします。恐らくは値段を2万円を越えるような金額にすれば、画面描画などの問題も解決できたんだと思いますが、今度は値段とコントローラーの品質のミスマッチが目立ってきて、バランスは難しいと思います。あまり爆発的なヒットはしない製品ですが、一ファンとして今後も製品を作り続けて欲しいと思います。
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